はじめに
言葉の定義なんて人それぞれで良い派ですが、チームとして同じ方向を向いて推進するためには、自分たちが今何をやってるのかの共通認識を持つのは大事だと思ってます。
そこで今回はスタートアップとスモールビジネスの違いを考えてみようかと。
下調べ
とりあえずwikipediaを見てみます。
スタートアップ
新しく設立された会社・企業のこと。特に、新規事業領域を開拓する会社・企業のこと。
スモールビジネス
その中に存在する規模は小さいものの優良な企業のことがスモールビジネスと呼ばれている。
それはそうって感じですが、今回はスタートアップと比較したいので、直訳で「小さいビジネス」として捉えたいと思います。
そして小さいビジネスとして多いケースは、既に市場が存在する事業のうち、自分たちも参画しやすいビジネスを始める、というパターンではないでしょうか?
こじつけ感ありますが、本ブログではその体で比較していこうと思います。
何が違ってくる?
上記を簡単に整理すると、
- スタートアップ:いわば0→1の新規事業立ち上げ
- スモールビジネス:既存市場へ小さく相乗り
になるかと思います。こうなってくると、業務としてやるべきことも変わってきます。
スモールビジネスは、既にやり方がある程度決まっているので、決まった定説通りにやればお金になると思います。
一方スタートアップは、ある程度定説はあるものの、まずはPMFするための試行錯誤から始めることが多いのではないでしょうか?
そうなると、例としてどちらもシステム開発だとした場合に、一般的にシステム開発では「要件定義 → 設計 → 構築 → テスト → リリース」といった流れですが、高速に試行錯誤する必要のあるスタートアップで、この手順を遵守する必要はあるのでしょうか?
個人的には、設計とテストは不要と思っています。(語弊無いように書いとくと、ガチガチのフォーマットでやる必要がないという意味で、必要最小限でやるという意味。そもそも設計もテストも本来役に立つからそういう工程があるわけなので)
このように、「自分たちが今何を目指してるか」次第で、同じシステム開発でも作業内容に差があって然るべきかなと思ってます。
おわりに
とりとめのない記事になりましたが、先日書いた「バックグラウンド次第で人によって出来ることが違うのは当たり前」という内容と関連しています。
要は、「私はこれまでこうやってきた。だからこれが正解だ」ではなく、「あのやり方で正解の場合もある。でもこのプロジェクトの場合だともっと良い正解があるのでは?」という思考でいきたいなという個人的な戒めです。
私自身、先日会社を起こしましたが、今のところは既存のパクリばかりを小さくやってるので本ブログで言うところのスモールビジネスです。
それでも十分お金になり、生活は出来ているのですが、今後私がやりたいのはどっちだろう?というのを考えるきっかけにしたいです。